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【理系大学院進学は必須?】現役大学院生が語る、大学院進学の実態

こんにちは、NU Ase運営のあやのです。今回は、理系志望のみなさんの、大学院進学に関する疑問にお答えしたいと思います。

「理系って、みんな大学院進学するの?」

「学部卒での就職と、大学院卒での就職はどう違う?」

こんな疑問をお持ちのみなさん!私自身、大学院進学するかしないか迷っていた過去があるので、「なぜ私が大学院に進学を決めたのか」という実体験を交えながら、お話したいと思います。

目次

  1. 大学院進学に悩んだ大学時代
  2. 悩んだ末に、大学院進学を決めた理由
  3. まずは「目的」を考えてみよう!

大学院進学に悩んだ学部時代

そもそも、大学院進学は絶対だとは思っていなかった

両親が学部卒で理系職に就いていたことから、「理系は必ず大学院に行かなければならない」とは思っていませんでした。でも、高校の進路指導や周囲の友人は大学院進学を前提に話をするので

「なんで、理系は大学院に行く前提で話が進むんだろう?」

とずっと思っていました。この疑問を解決できないまま大学に入学しましたが、大学でも「理系は大学院進学が当然」と考えている派が大多数でした。。。

なんでみんな大学院に行くのか聞いてみた!

教授・友人含め、あまりにもみんな大学院進学前提で話が進むので、その前提が疑問すぎた私はある時、「なんで大学院行くことに決めたの?」と友人らに片っ端から質問してみました(笑)すると…

「みんなが行くから。」

「なんとなく。」

私は、この理由が全く腑に落ちませんでした。なんというか、これは理由になっていないなと思ったのです。「人数は少ないとはいえども、学部卒で理系就職している人もいるよね。大学院進学する特別大きな理由がないなら、行く必要がないのでは?」というのがこの頃の私の考えでした。とはいえ私には、就職したい理由があるわけでも、やりたい仕事があるわけでもありませんでした。

そんなことを考えていたある日、「じゃあ私って大学で何がしたかったんだろう?」とふと思いました。大学院進学に悩んでいたら、そもそもなんで大学進学したんだろっていう疑問に行き着いたんです(これ、高校生のうちから言語化できてたらよかったなと、今さらながら思います…)。

考えて出てきた私の答えは2つでした。そして、まずはこの2つの目標に向かってみて、その過程で次の進路を考えようと思いました。

悩んだ末に、大学院進学を決めた理由

一言で言うと、「大学院でやってみたいことができたから」です。大学進学の目的を達成するために行動してたら、新しい発見やもっと知りたいことが出てきて。それが大学院進学の決め手になりました。

大学院進学の目的は大きく2つ。

  1. 研究をやってみて、研究者としての道を考える一歩とする
  2. 技術を世の中に出す過程に携わってみる

まず、「研究をやってみて、研究者としての道を考える一歩とする」については、学部では自身が理系職につくイメージを具体化できなかったからこその目標でした。

私は学部の授業を通して、実験の授業がとても楽しく、理系職なら研究を極めて就職するのもありだなと思っていました。でも、工学部のカリキュラムをみてみると、研究が始まるのは4年から。しかも就職活動や院試勉強をしてたら、実質の研究期間は半年なんです。研究職の進路検討には、学部だけでは足りないと思い、進学したいという気持ちが湧きました。

次に、「技術を世の中に出す過程に携わってみる」は、留学を経てできた目標でした。留学中に、専攻分野ではないけれど興味があった「経済工学」や「経済学」の授業を受講して、「授業で考えるだけじゃなくて、実際に実践の場でビジネスに触れてみたい!」と思ったんです。調べてみると、名大には大学発ベンチャーが多数あったので、そのまま名古屋大学院への進学を決めました。

まずは「目的」を考えてみよう!

大学院進学の目的は、今はまだ見えないかもしれない

大学のその先にある大学院。まだ大学に入学していない高校生にとっては遠い未来であり、想像できない部分も多いと思います。これを読んでいるあなたが高校生なら、今はまだ就職も大学院進学も、選択肢の1つとして捉えるので良いと思います。先を見据えるために、まず今できること。それは、目の前の大学進学の目標や目的を考えることではないでしょうか?

「なぜ大学進学を決めたの?」

「大学でやってみたいことは何?」

これを考えることが、大学で自分の時間を有意義に使う鍵になると思うし、就職や大学院進学を考えるための材料にもなると思います。

大学は思ったより自由な時間が多いです。アルバイトもできるし、気になったら他の学部の授業を聞くこともできます。大学で何がしたいか、どんな自分になるためにどんな行動をしたいか、この答えを自分なりに考えてみましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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